hunachi’s diary

Android studio でお勉強してます。

お茶の水女子大学 編入試験 体験談

ブログはお久しぶりです。ふなちです。

という事で、不真面目すぎてあまり役に立たないブログを書いていきたいと思います。

私の基本情報ですが,
1〜4年次の席次は1,2,1,3位で,大会沢山出て複数社でインターンシップをしてきた.って感じです.

Agenda

試験の手応え

  • 試験の形式
  • TOEIC
  • 数学
  • 情報
  • 面接

勉強の仕方

試験の手応え

試験の形式

英語はTOEICのスコアを提出するだけ。
数学と情報の150分の試験。
これだけ。ただ情報の範囲がクソ広いので試験勉強をするより普段から色々なことを学ぶのが良さそう。
受験者は6人だった。合格したのは1人だったのでヒヤヒヤした。

TOEIC

スコア775 で提出した。
悪い方ではないのでは?(謎の自信)

数学

出来は9割弱な気がする。

大問1:マクローリン展開とかと,log(2019)をlog2を使って求める問題。

log(2019)を求める問題が有効桁数が6桁くらいあって計算がめんどくさそうなので飛ばして最後にといたら焦ってまちがえた。その他はやるだけ。

大問2:カージオイドの面積と周長を求める問題。

何度も答えを見たことあるしハイ。

大問3:スカラー倍と線形性を持つ空間に属するための条件を書けみたいな問題。ベクトル空間かどうか証明する問題。

1問目は日本語がよく分からんかったから適当に書いた。2問目は久留米高専の制御の学生なら瞬殺できるのでハイ。量が多くて手が疲れた。ただ一切ベクトル空間辺りを触ってない人は大問3全てお亡くなりになりそうな問題だった。

大問4:与えられた行列が可逆か調べる問題。その可逆な行列の逆行列を求める問題。

サービス問題。

情報

良くて6割、悪くて4割って感じ。
※大問が5からなのは数学と試験が結合している為。

大問5:クイックソートの問題が5つあった。詳しくは過去問がいつか公開されるはずなのそれを見て。
(1)swap関数の中身を書け。
(2)コードがバン!って書いてあって、これはなーんだ? A.クイックソート
(3)最悪計算量平均と平均計算量を答えよ。
(4)データが与えられた時の出力を答えよ。
(5)高速にするにはどうすればいい?

私は頭がおかしいのでswap関数の引数がポインタ変数になっているのを無視してたし、もっと高速にする方法を平均値に近い値を基準にするとかいうヤバイことを書いた。
オーダー問題が出てくれたのはありがたかった。

コードが読めない人とか情報処理基礎だけしかやってない人は厳しそう。高専生は(3)以外はわかるのでは?

大問6:
(1)階層構造の利点は?
(2)I/Oシステムでの割り込み処理にはどんなのがある?
(3)サーバークライアントシステムとは?またシンククライアントとリッチクライアントはどんなもの?
(4)公開鍵暗号を使った電子署名と暗号化通信の仕組みを答えよ。

(1)は適当に全探索を避けれて〜みたいな事書いた。(2)はわからなかった。(3)は9割がたあってること書けた。(4)はBobとAliceを使って超丁寧に書いた。

情報処理基礎対策が全然役に立たなくて笑った。私的にはありがたかったけど。

面接

午前中の試験が終わり,午後の面接に備えて待機室でみんな静かにしていた。
私はご飯を書い忘れた事に気づいて待機室でうろちょろした後に建物の外の自動販売機で豆乳とゼリー飲料をかってきた。
他の人が真剣に面接練習をしている中,
「私は飲み物だけで十分やで!」
とか思いながら待合室で豆乳を飲んでいたら「ぶしゅっ」と派手に音をたてながら豆乳をこぼした。
床と自分のスーツにこぼしただけで済んだのでよかった。一人でトイレットペーパーを取ってきて拭いた。
その後も他の受験者と喋りたくてキョロキョロしてた。その結果熊本の高専の方に話しかける事に成功した。
話した事で緊張がほぐれたので良かったけど,気合いが抜けすぎたのは良くなかった。
私は4人目だったので他の方が面接をしている間,ソワソワしながら授業の資料を見直してオタク話をする準備をしていた。

〜面接開始〜
面接のための部屋に入ったら10数人の先生方がいてビックリした。

まず受験番号と名前を聞かれた。

受験番号をはっきり覚えてなかった私はとても焦った。一番可能性の高そうな番号を言ってその場を凌いだが突っ込まれなかったので合っていたのだと思う。

その後、志望理由、高専での研究内容、プログラミングできるみたいだけどどれくらいできるの?とか、プロラボ部について聞かれた。

おどおどしながら下手な日本語でなんとか答えた。

もう先生方から何も質問が無かったから?か帰っていいよ!と言われた。

私は主成分分析やら確率の話がしたい!!という気持ちを言い出せずにそのまま退出した。

帰り道それらの話が出来なかった事をすごく後悔した。あと,面接が超短く感じられたので筆記の結果的にもうこの人はいいやと思われたのかと思って落ち込んでた。

勉強の仕方

そもそも前提として私は東大が本命だったため、お茶の水のために勉強した事はほとんどないです。なのでほとんどお茶が本命の人には役に立たない勉強法だと思います。

TOEIC

2年生の春休みに留学したのもあって、3年生の時のスコアは500。(低すぎて引く)
その後はプログラミングばっかりしてたので英語の勉強は放棄してた。
4年生の初めに受け直した所またもや480だったのでなってさすがにまずいと思い少し勉強を始めたけど,夏休み終わってもスコアが上がることはなかった。
流石にやばいと思い、スタディサプリEnglishを始めた。
色々忙しかったのにも関わらず9月の試験でスコアは500から630まで一気に伸びた。その後の10月くらいの試験でスコアが伸びなかったのでスタディサプリEnglish は3か月くらいでやめた。まあスタディサプリEnglishのお金を自分で払ってたし...。
その後だらだら勉強してた為なかなか630あたりからスコアが上がりませんでした!(人生こんなもん。)

2月の中旬頃3月の試験でいいスコアを取らないとやばい!と思い毎日模擬試験を一回ずつし始めた。
更に4月の試験は申し込みの段階で失敗してしまったので3月の試験が入試に使える最後の試験になり、窮地に立たされた。真面目に勉強した。
窮地に立たされたおかげで3/10の試験で775という最高スコアを叩き出したのでこれを提出した。
その後の試験でも無勉で750は超えてるのでまぐれではなさそうです。

数学

以下の2冊を1- 2回して黒木先生の有意義な授業である信号処理の内容を真面目に理解しました。久留米高専生は圧倒的に高度な授業を受けられるのでラッキーですね。
編入数学過去問特訓: 入試問題による徹底演習 https://www.amazon.co.jp/dp/4792201039/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_7MAkDb45J2XKA
大学編入のための数学問題集 https://www.amazon.co.jp/dp/4477027176/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_4OAkDb9KW9J0T
どちらの本も悪くはないですが、自分は天才だと思う人は上の黄色い方だけで十分だと思います。

線形代数楽しいね。

情報

2年前まで競技プログラミングをしていたのでアルゴリズム系の基礎は勉強しなくてよかったし普段からアプリ開発もしてたから実を言うとあまり勉強してない。東大に向けた英語の勉強が忙しかったのもあるし。あえてしたことと言えば5年生の情報よりの専門の授業を真面目に聞いてたかな?。
試験2日前から情報基礎に出る用語を叩き込んだ。沢山暗記しすぎて頭痛がしてた。
真似しないほうがいいと思う。
さておき,一応読んで役にたった本を紹介しとく。
暗号技術入門 第3版 https://www.amazon.co.jp/dp/4797382228/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_oXAkDb5DPCHS9
あとペンギンの絵が描いてある情報処理基礎の対策本。
特に役にたったのはこれだけかな。
やっぱり普段から色々学ぶのが一番っぽい。

まとめ

プログラミングと研究が好きな女子高専生は受けるべきだと思う。あんまり受験勉強しなくていいし、大学院も比較的簡単に目指せるみたい。
過去問をあげる事は出来ないけど過去問の答えに関する相談なら受け付けてるので是非。https://twitter.com/_hunachi